年末選挙、その後について
皆さん、こんにちは。
年末選挙が近づいてきましたね。
果たしてどれだけの人が、このくそ忙しい師走に投票場に足を運ばせるか?
とは言え、選挙は民主主義国家が国民に与えてくれた「権利」ですので、大切に行使しましょう。
世界の中にはこの「権利」を求めて戦争しているところもあるのですから。
さて、前回今回の選挙が行われるまでの経緯をお話ししましたが、本日は少し経済寄りの話です。
今回の選挙の方向性を決定づけた一因があります。
何だと思いますか?
そんな勿体ぶるほどのものではありませんが・・・・・
10月5日に出されたゴールドマン・サックスの「日本、景気後退入り」レポートです。
このゴールドマン・サックスの「日本、景気後退入り」レポートが出た数時間後、
内閣府も隠しておけなくなったのか、観念したかのように「日本はリセッション入りした」と発表しました。
つまり、ゴールマン・サックスは、内閣府の発表の数時間前に「アベノミクス ジ・エンド」と言っていたのです。
ゴールドマン・サックスは、世界支配層のための集金マシーンであることは結構有名な話です。
そのレポートでアベノミクスは終わったと言っているにもかかわらず、
10月31日、日銀がサプライズの追加緩和を決定したと発表、日経平均株価は爆上げしたのです。
これを見ていた欧米メディアは、一斉に、日本首相と日銀総裁の二人を狂人だと言い出したのです。
全ては消費税を10%に上げる為、アベノミクスが生きているかのような演出をしていたのです。
グローバリストたちもさすがにリスキーと感じるようになったのでしょう。
彼らを壇上から引き摺り下ろす準備を始めたのです。
日本円をジャブジャブになるまで刷っても、アメリカと同じように経済危機を乗り切ることは出来ないのです。
アメリカが未曽有の金融危機を一時でも回避できたのは、ドルが世界の基軸通貨だからです。
世界のすべての国々に分からないうちに借金を肩代わりさせたのです。
しかし、日本の「円」は基軸通貨ではありません。
そうするとどういうことが起きるか?
「円」の価値がどんどん下がります。
今までならば、円安で輸出企業に追い風が吹くところですが、
既に日本生産拠点は殆どが海外に移ってしまいました。
そうなると、
物価は高くなって、サラリーマンの場合、給料は企業が思ったほど儲けられないので据え置きか悪ければ減給です。。
キャッシュポイントを増やす準備が必要のようです。
有難うございました。