セレンテの未来予測について
1971年8月にニクソン・ショックにより、
アメリカはドルと金の交換を停止し、ブレトンウッズ体制(ドルを金で裏づけする通貨体制)は終了しました。
以来、ただの紙っぺらを神とあがめる人々のお陰で、今日のドル本位制は維持されてきました。
しかし、これがもうすぐ終わりを迎えようとしているようです。
この時代の流れ、「潮流」を早くから察知していた中国やインド、ロシアは挙って「金」を買いあさっています。
そして「金」の買場が間もなくやってくるかもしれません。
我々にとって、そこが、最後のチャンスになるかもしれません。
如何にセレンテの近未来の予測を載せます。
『データを虚心坦懐に見てほしい。
小売、鉱工業生産、住宅、雇用統計、これらの数字すべてが弱い。
主流メディアからは、次から次へとポジティブな経済データが出てくるので、
私たちはアメリカの景気は回復していると思いこんでしまうことのほうが重要なのだ。
しかし、現実はどうだ、景気回復など何も起こっていない。
これはまた、グローバルな出来事なのだ。
経済闘争が今、全世界を飲み込んだということなのだ。
これをしっかり認識してほしい。
連邦準備局は、金融引き締めの後、高値のドルをなんとかしようと集中して取り組みんだ。
しかし、それは一時的なもの過ぎない。
今は金が人気だが、何が金(ゴールド)市場周辺に向かわせつつあるのかというと、
連邦準備局が金融システムを支えるために、より多くのドル、それも偽ドルを金融システムに注ぎ込んでいることを認めざるを得なくなったからだ。
私は、連邦準備局が金利を引き上げた後、それが起こるだろうと信じている。
しかし、金利を上げた場合、かすかに見えていた回復の兆しも、そこで終わってしまうだろう。
今のアメリカ経済、そしてアメリカの株式市場を支えているのは、唯一、過去最低の金利だけだ。
この低金利は、リーマンショックの前、2007年までは、企業買収、合併を促進してきた。
今は他社の買収どころではなく、記録的な数の企業が、自社株買いに走っているのをアメリカ国民は知っている。』
有難うございました。