日本の報道メディア以外の情報ソースを持つ意味
日本の報道メディアでは殆ど取り上げていないニュースが世界には沢山あります。
例えば何だと思われますか?
昨年末、ウクライナのザポリージャ(Zaporizhye)原子力発電所(NPP)で事故が起こったことを。
皆さん、ご存知でしたか?
ザポリージャ(Zaporizhye)原子力発電所(NPP)は、ヨーロッパで最大級の原発です。
ここで事故が起こるとヨーロッパは元より、偏西風によって放射能汚染された空気が最終的には日本にも運ばれてきます。
実は先週の中ごろから九州地方の線量計が普段より高い数値を観測し始めていました。
これは偶然でしょうか?
<ロイター 2014/12/3>
ウクライナのアルセニー・ヤツェニュク首相は、水曜日、南東ウクライナのザポリージャ(Zaporizhye)原子力発電所(NPP)で事故が起こったことを受け、エネルギー相に記者会見を開くよう求めた。
「ザポリージャ(Zaporizhye)原子力発電所で事故が発生したことが判明した」とヤツェニュク首相は、新任のエネルギー相、Volodymyr Demchyshynに、いつ、問題が解決されて、どんな手順でウクライナ中に、通常の電力を復元できるのかを明らかにするために。
インターファクス通信・ウクライナは、「問題は、No 3ブロック(1000メガワットの原子炉)で起こった。結果として、出力不足を招き、ウクライナの電力危機を悪化させた」と報じている。
「そのブロックの原子炉は、12月5日には正常な状態に戻るだろう」とインターファックスは付け加えた。
11月28日、原子力発電所の変圧器ヤードで電気回路のショートが起こり、3号炉が自動的に運転を停止。
<ロイター 2014/12/3 ここまで>
ウクライナの国家原子力規制検査官は、「(トラブルが起こったと同時に)原子炉の運転を停止したため、放射性物質が外部に漏れることはなかった」と言っています。
事故発生から3日後に九州地方の線量計が普段より高い数値を示したのは偶然だったのでしょうか?
放射能物質の「洩れ」については、海外のどのメディアにも確証たる記事は載っていません。
「問題の原子炉は修理を終えて、午後10時(日本時間で12月6日土曜日の午前5時)に運転を再開する。問題は解決された」と、ウクライナのエネルギー大臣は述べています。
取り合えず、大事には至らなかったようです。
世界では割と話題となったこの出来事ですが、日本では一切話題に上がりませんでした。
何故だかお分かりですよね。
そうです。日本は年末選挙を控えてたからです。
原発推進したい党は、こんな情報好んで国民に知らせたくないですよね。
世界でどのような事が話題になっているのか?
いち早く海外の情報をキャッチするには、海外の確かな情報ソースを自分なりに見極めて、いくつか持っておくことです。
具体例で言えば、ブルームバーグの有料コンテンツなどは中々使えます。
元は金融関係者向けの情報ですが、金融動向を左右する情報の発端に真の世界情勢が隠れていたりします。
FXなどに口座開設することでも、情報ソースへのアクセス権限が与えられ、世界の情勢を知る手掛かりになります。
例えば)
DMM FM
http //px.a8.net/svt/ejp?a8mat=2BH3PX+40OCS2+1WP2+6C9LF
東岳証券FX
http //px.a8.net/svt/ejp?a8mat=2BH3PX+10BGOI+2P44+ZS5GJ
金融情報は世界の様々な事件が直ぐに反映されてきますので、なにかと役立つかと思います。
有難うございました。