全国空き家数820万戸の衝撃!
皆さん、こんにちは。
今日は空き家数820万戸の衝撃!についてです。
先月、総務省から発表された「住宅・土地統計調査」で、衝撃的な数値が発表されました。
空家数820万戸。
2013年の平均世帯人数が2.51人なので、
単純に計算すると、人口約2,000万人分の住宅が余っている計算になります。
しかも、2008年に行われた前回の調査と比べると、空き家は63万戸も増えています。
年々増加の一途をたどっているのです。
この空き家には4つの種類があります。
1.投資用の物件で空き家となっている「賃貸用住宅」。
2.売却中の住宅で買い手が見つかっていない「売却用住宅」。
3.別荘やセカンドハウスといった「二次的住宅」。
4、居住者が高齢のため転居したり、亡くなった後、誰も住まなくなった放置された「放置住宅」
空き家のうち、この放置住宅が今問題になっています。
これまでは空き家をそのままにしておいても、固定資産税の減税制度が利用できたので、それなりのメリットがありました。
しかし、政府が空き家対策に本腰を入れ始めた今では、状況は変わりはじめています。
また自治体が危険と判断した空き家について、特例の対象から外すよう2015年度の税制改正で実現を目指し検討を進めています。
自治体で危険とされた空き家に関しては「解体命令」がだされ、そしてそれに従わない場合は土地が差し押さえられるという現実が来ます。
例えばか解体費500万円であればそれを負担しなければ財産没収です。
気を付けて下さい。