ロシアのシリア空爆が世界戦争に繋(つな)がる危険性
皆さん、こんにちは。
先日ですがロシアがシリアに対してミサイルを撃ち込みましたね。
これって日本ではあまり報道されていませんが、かなり重要な出来事であるということは認識する必要があります。
(転載貼り付け始め)
2015/10/8 日経新聞
ロシアがシリアへの軍事介入の度合いを強めている。過激派組織「イスラム国」(IS)掃討の名目でシリアのアサド政権を支援するロシアは7日、これまでの空爆に加えて巡航ミサイルによる攻撃に踏み切った。アサド政権の退陣を求める米国の批判をよそに、ロシアは強硬策に拍車をかけている。米ロの亀裂が一段と深まってきた。
ロシア国防省によるとミサイルは約1500キロメートル離れたカスピ海に展開している4隻の巡洋艦から計26発発射。11カ所の標的をすべて破壊した。ロシア軍は7日もシリア北部や中部での空爆を継続。9月30日の空爆開始からの8日間で112カ所の軍事関連施設を破壊したと発表した。
プーチン大統領は7日、ショイグ国防相にISの掃討に向けて米国やサウジアラビア、トルコなど関係国と協力するよう指示。アサド政権が率いるシリア政府軍との連携を深めるよう求めた。
プーチン氏はフランスのオランド大統領から反政府勢力の自由シリア軍とシリア政府軍が共同で反ISの軍事作戦に当たる案を提案されたとも表明。「興味深いアイデアであり、(両者が)力を合わせることができるなら(シリアの)政治的正常化のための好条件がつくられる」と評価した。
ロシアからの協力呼び掛けに対し、カーター米国防長官は7日、訪問先のローマでの記者会見で「ロシアが何を言おうと、我々はロシアと協力することには合意していない」と強調。IS掃討をうたいながら、実際は親ロシアのアサド政権を支援するため、反体制派を標的にしているロシアの戦略には「悲惨な欠陥」があると指摘した。カーター氏はシリアでの空爆時に軍用機の衝突を避ける安全面での調整については議論を続ける考えを明らかにした。
(転載貼り付け終わり)
世界が、またひとつ戦争に向かって、大きく進んだ出来事だということです。
来年(2016年)中まで(正確には、2017年2月22日まで。米の次の大統領の就任式)は、現米大統領の任期があと1年4ヶ月の任期があるから、そこまでは“大きな戦争”の開始は起こらないだろうという見解があります。
現大統領が戦争反対派だからです。
但し、その後が分かりません。
最悪は2017年からは、私たちが生きている極東(東アジア)でも、戦争が起きると言われています。
世界の中で特定の利益を受ける人々(極悪人)が戦争を仕掛けようとしているらしいのです。(第二次大戦の時もそうでした)
オバマ氏は、プーチン氏と十分に根回しして、今回アメリカとロシアが直接ぶつかることを上手に回避しているのです。
ですが今後は・・・・
なので、
私たちもその時に備えたイメージを開始しなければいけないかもしれません。
もし。。。。になった時、この様に行動する。などなど。
このままゆけば、アメリカの軍事凶暴派が、ロシアの動きを黙って見ているわけにはゆかないから、ロシアへの制裁、と称して、やがてロシア軍と正面からぶつかることになるだろう。
それは大きな戦争につながる。
そうなると、中国が、ゆくゆくは(今は、黙って知らん顔)、ロシアを支援することになる。
中国が、ロシアにとっての ”大後方(だいこうほう、グレイト・バック)”になる。
この中国の支援がロシアを支える。
そうなると、中国とロシアの、ユーラシア同盟ができる。
これをヨーロッパの「アメリカよ、もういい加減にせよ。世界支配のやり過ぎだ」と分かっている勢力が、後押しするだろう。
そしてユーラシアの時代が到来して米国は孤立してゆく。
世界の情勢に精通されている方々はこう考えているようです。
有難うございました。