シティーグループが日本から離れていく意味とは・・・
皆さんこんにちは。
三井住友信託銀が独占交渉「ダイナース」買収というニュースがありましたね。
米国金融大手シティグループは「ダイナース」ブランドでの日本のクレジットカード事業を、
三井住友信託銀行に売却する方向で独占的な交渉に入ったというものです。
3月中の同意をめざすそうです。
三井住友信託は知名度のあるカードブランドの日本事業を獲得して富裕層総ビジネスを広げるのが狙いらしい。
シティが売却するのはカード会社「シティカードジャパン」で、ダイナースクラブカードやシティカードを日本で展開しています。
約80万人の会員を抱えるが、ダイナースクラブカードは富裕層の顧客が多いとされる。
数千万人規模の会員がいるクレディセゾンなどカード大手には劣るが、購買力のある顧客基盤には一定の評価があるとされています。
それでもシティーは売却しました。
シティグループは14年末に、日本の銀行子会社であるシティバンク銀行の個人部門も三井住友銀行に売却することで合意しています。
カード会社の売却も決まれば、日本進出から100年を超す老舗外資のシティの個人部門は撤退が完了することになります。
これは何を意味するのでしょうか?単なる不採算部門の縮小だけではない何かがありそうです。
当然ですがシティーグループはグローバリストの中核を担う大財閥がオーナーとなっている企業です。
仮説として考えられる結論としては、、
今後100年というスパンで日本を見た時にはもう成長は期待できない国と見限られてしまったように思われます。
有難うございます。